さあいよいよ年末も近づいてきて気温もぐっと下がってきましたね。
寒さで体が冷えてくる今回は、体温のお話です。
健康的な人の平熱は36.5～37.1度。
ところが今36度未満の「低体温」の人が増えていて、
これを見ている方でもそうだという方は少なくないと思います。
体温が１度下がると免疫力は３割落ちてしまいます。
これは、体温が高いと血流もよく、
免疫細胞（白血球）が体中を回って異物を退治してくれるのですが、
体温が下がると血流が悪くなり、
効率よく白血球が集まらなくなってしまうのです。
この状態では、風邪などのウィルスや細菌をはじめ、
がん細胞も増やしてしまう可能性があるのです。
低体温の一番の原因は運動不足による筋力低下です。
日常生活における運動量が減り、意識的に運動をしていないと
現代の生活では筋肉量が昔に比べて明らかに減っています。
もう一つはエアコンなどの普及で、
人体の体温調節の機能が低下していることも考えられています。
体温を上げる方法はまず運動。
毎日３０分歩くようにしましょう、毎日続けることが大事。
それとゆっくり入浴して体を温める。
体幹部の防寒として腹巻や下着で体を冷やさないようにします。
低体温を防いでこの冬も元気に過ごしましょう。
逆井駅前整骨院
[ 2012年11月30日 ]
