筋膜ストレッチ
使い過ぎによる腰・膝・足首の痛み
筋肉と同様に筋膜も疲弊します。筋膜は伸び縮みするゴムみたいなものですが、もちろん使い過ぎるといずれガタがきます。筋膜が硬くなるとその中心にある筋肉に癒着し動きを阻害し痛みを伴うことになります。
足底筋膜炎
筋肉の走行上にふくらはぎの筋膜は足の裏と繋がっており筋膜は太もも・ふくらはぎ・足裏の順に繋がっております。歩き過ぎや負担のかけ過ぎによって、かかとに痛みが走っていきます。
筋肉痛
数日経っても中々とれない筋肉痛はもしかしたら、筋膜の硬さからきているのかもしれません
筋肉の疲労感
マッサージ屋に行ってもその時はスッキリするがスッキリ感が長続きしない
ストレッチをしても硬く感じる
筋膜とその働きとは
『筋肉』という言葉は聞いたことがあると思いますが、聞きなれない言葉『筋膜』についてお話します。筋膜は筋肉を包む膜ですが、細かいところでは筋繊維を、大きなところではお身体全体を包む膜です。それらの筋膜はある一定の法則に従い連結しあい3次元的なバランスを保っています。イメージとしては魚肉ソーセージの外側のフィルムが筋膜で中身のソーセージが筋肉になります。
この筋膜が緩むことによって筋肉の可動域が広がります。また、可動域が広がることにより動きが良くなっていきます。
筋膜は最近、医療界でも話題になっていて、今は筋膜を傷つけない術式などが注目されているようです。
筋膜を傷つければ術後の回復が遅くなってしまいます。筋膜はそれ程大切なものなのです。
なぜ筋膜ストレッチが必要なのか
悪い姿勢や動作をとり続けたり、同じ姿勢を長時間続けていたり、怪我などによってお身体の一部に負担がかかってしまい、バランスが崩れると筋膜が自由に動けない状態になります。すると筋膜のよじれが生じ、筋膜と皮膚・筋肉との間の滑らかな動きが失われてしまいます。筋膜のよじれができると、筋膜の癒着が始まり本来はサラサラの状態が粘っこくなってほどけなくなります。筋膜は全身につながっているので、ほかの筋肉や筋繊維にまで動きの悪さが波及し、痛み、筋力の低下、柔軟性の低下、運動パフォーマンスの低下等がみられるようになります。また、パフォーマンスの低下により怪我をしやすくなる危険性も考えられます。
筋膜が正常でないとどんな症状が起きるのか
①痛みや筋力の低下
筋膜そのものは基本的に筋肉に密着しており、筋肉の手助けを行っています。ですので、筋膜が硬いままになってしまうと筋肉は本来の力を発揮することができなくなってしまいます。
また筋膜はそれ自体が感覚受容器となっているので、硬い状態になってしまうと正しい感覚を脳に伝えることができなくなります。いざ筋肉の損傷が起きたとしても、硬い筋膜はその情報を脳に正しく伝えられず、状態はより悪化してしまいます。
②柔軟性の低下
筋膜は筋肉の周りにくっついており筋肉の補佐をしてくれます。しかし、筋膜が硬い状態のままだと筋膜は筋肉の外側についていますので筋肉の可動域を制限してしまいます。よって筋肉の柔軟性の低下が発生してしまいます。
当院の筋膜ストレッチ(筋膜リリース)とは
当院の筋膜ストレッチは筋膜を目一杯引っ張ってあげてストレッチを行なっていきます。普段自分自身で行うストレッチですと、脳は自分の身体を傷つけることを嫌うので「ここまでいくと痛すぎるからやめて!!」と無意識化にストップをかけてしまいます。ですので、ご自身で行う下半身のストレッチは意味ない事はないのですが、効果は薄くなってしまうのです。
そこで当院でのストレッチをお勧めします!当院の筋膜ストレッチは医師監修の下に行っているものですので安心安全です。普段から全くストレッチを行っていない方には少し痛く感じてしまうこともありますので、患者様の状態をみながらおこなっていきます。ただ、普段のストレッチよりきつめに行うと思いますので、息を止めずに力を抜いて受けていただければそこまで痛くはありません。
その施術をうけるとどうなるのか
筋膜ストレッチを受けると以下の改善が見られます。
・柔軟性の向上
筋肉に付着している筋膜は筋肉の補助の役割を担います。よって筋膜ストレッチを行うことで筋膜の柔軟性が向上すると筋肉自体の柔軟性にもつながります。筋膜は筋肉の外側にあるフィルムみたいなものなので、筋膜が柔らくなると筋肉の動きが良くなり可動域の改善にもつながります。
・冷えの改善
筋膜が緩むことによって筋肉の可動域が広がります。そうなると筋肉は今まで動かなかった筋繊維まで稼働してくれます。その時必要になってくるのは血液です。血液がじゃんじゃん送り込まれてくると代謝が活性化して冷えの改善につながります。
・むくみの解消
上記でお話したように、血液の流れがよくなると、溜まっていた老廃物も流れ出し、むくみの改善につながります。
施術頻度は??
施術頻度についてですが、正直に言いましょう・・・毎回行うものになります!なぜなら、そうしないと筋肉は良い状態を覚えてくれません。基本、細胞の再生サイクルは3ヶ月となっております。また、整骨院業界では3ヶ月安定3ヶ月固定の法則があります。まず3ヶ月で良い状態を安定させ3ヶ月で良い状態を固定させる。これによりやっと筋肉は「これが良い状態なんだな」と覚えてくれので、1週間に2~3回の来院で6ヶ月の通院をおススメいたします。