悩みタイトル

腱鞘炎と言われて耳にはしたことあるけど、具体的にはどんなものかはよくわからない方が多いのではないかと思います。
次のことには当てはまりますでしょうか?
同じ動作を繰り返し行っている
筋肉の付け根が痛い
一定の動きをすると痛みを感じる
同じ所に痛みを感じるが病院に行くほどの痛さではないかな?
部分的に長い間、同じ所が痛む
上記に関して1つでも当てはまりましたら腱鞘炎の疑い、これから腱鞘炎になる恐れがあります。

腱鞘炎に対する当院の考え

では、そもそも腱鞘炎とは何じゃらほいっと思う方もいるかと思いますのでかいつまんで説明します。では、何故腱鞘炎が発生するのか・・・それはズバリ『筋肉と関節と腱』の使いすぎによるものなんです!
では、使い過ぎな状態というのはどのような状態か・・・腱鞘炎のイメージは主に手首のイメージが多いものですが昨今では指の関節も腱鞘炎になることがあるんですよ!腱鞘炎は筋肉や関節を使い過ぎによる炎症になるんです。キーボード操作・タブレット操作関節を幾度となく酷使しまくった結果腱鞘炎になってしまうのです。
関節周りの腱鞘が傷ついてしまい痛みを発します。そして、その傷をカバーしようとどんどん肥大化してしまいます。その肥大化した腱鞘が他の筋肉や腱の動きも阻害してしまう為動きが悪くなったり常に痛みが発してしまう事になります。

腱鞘炎を放っておくとどうなるか

ではでは、軽い腱鞘炎をそのまま放置して使い続けるといったい何が起きるのか・・・ズバリ腱鞘の肥大化が発生してただでさえ痛い腱鞘炎に可動域制限が発生してしまいます。更に放置してしまうと以下の病名に変化します。
「ドケルバン病」
ドケルバン病は、親指を伸ばし広げ役割をする腱が包んでいる腱鞘(腱の周りにある結束バンドみたいなもの)との間に炎症を起こして発症する腱鞘炎に発展してしまいます。手の甲に大きい腫れや痛みが起こってしまってしまい、また親指を曲げる・広げる等のアクションを起こすと、手首の痛みが発生してしまいます。スマホの長時間使用でも起こることから、俗に「テキストサム損傷」とインターネット上などで呼称されたこともあるのです。

腱鞘炎の軽減方法

そもそも、指や手首の腱鞘炎は、休憩せず使いすぎによって腱鞘炎は発生します。一度起こると治るのに多くの時間がかかるので、指や手首にこわばり、痛みに、違和感をおぼえたら早めに予防・対策することが大切になります。
大方のパソコン作業は3~4時間と続けてしまうことが多く。予防・対策のためには、1時間に一回は小休憩し、指や手を休ませる必要性があります。
そのとき両手を高く上にあげてゆっくり揺すると血行が良くなります。次に、手をだらりと下げてやはり軽く揺すり手の力を抜くようにしましょうこの方法は、肩こり・肩痛・四十肩などの予防にもなるので忘れずに続けましょう。
画面の文字を読んでいるとき、文字などを打つ途中で考えたり読み直したりするときには、マウス・キーボードからいったん手を放す習慣をつける事によりこまめに休ませることができます。また、すでに痛みが続いている場合、逆にお湯で温めると血行が改善され、楽になる場合もあります。

腱鞘炎に対する当院の施術メニュー

今回の腱鞘炎の改善メニューは主に痛みを鎮める効果と可動域の制限を改善することにフォーカスをおきます。
痛みの改善では、主なものとして『鍼』が友好的となっています。
なぜ、鍼が友好的なのか・・・鍼には炎症を鎮める抗炎症効果が期待できるからです。東洋医学的な観点として腫れている部分には熱がこもっています。そこに鍼をしてあげる事により晴れたところに穴が開くのでそこから熱気が逃げると言われています。また、西洋的観点から効果をみていくと鍼をやってあげることにより硬くなった筋組織を広げる事になるので痛みを誘発する物質が流れやすくなるので鎮痛作用がはたらき症状改善につながる事があります。また、可動域制限改善の場合はテーピングを行い可動域制限の悪い関節にアプローチすることが可能になります。

施術頻度はどのくらいか

放置したり、施術回数が少なかったりすれば、癖になってしまったり障害を残す可能性があります。たかが腱鞘炎、されど腱鞘炎将来後悔しない為に、怪我をしたときは来れる回数施術の時間をつくれることをおすすめします。ですが、私達は腱鞘炎の症状を一発で施術できるほどの力はありません。それが出来るのは神様位です。なので、根気強く腱鞘炎と戦いましょう。