RICE(ライス)とは、応急処置の基本である
「Rest(安静)」「Ice(冷却)」「Compression(圧迫)」「Elevation(挙上)」
の頭文字をとったもので、打撲や捻挫など、
スポーツでよく起こるケガの多くに対応できる応急処置です。
処置が早ければ早いほどケガの回復は早くなるので、
このRICE処置はとても有効な応急処置法といえます。
RICE処置を正しく理解して、
いざというときに実践できるようにしておきましょう。
Rest(安静):
患部を動かさないようにする、
また荷重がかからないようにします。
Ice(冷却):
氷嚢やアイスパックで20分程度患部を冷やします。
一度外してまた痛みや熱が出てきたら再度冷やします。
Compression(圧迫):
患部周囲を包帯やテーピングで圧迫固定して出血や腫れを防ぎます。
きつくしすぎて血流を止めないように注意します。
Elevation(挙上):
患部を心臓より高い位置におき、内出血を防ぎます。