弾発指・ばね指とは、
指を伸ばすと曲げられなくなったり、
曲げたときに伸びなくなったりする、
弾発現象という症状が特徴の疾患です。
手をよく使う中年女性の親指・中指・薬指に多く見られ、
特に朝、症状が強く出ます。
なぜこのような症状が出るかというと、
指を曲げる筋肉の腱(細い部分)が
指の付け根で腱鞘というトンネルを通ります。
このトンネルの周囲で炎症を起こしてトンネルが腫れで狭くなり、
腱が通るときに引っかかってしまうのです。
原因は使いすぎによるものがほとんどなので、
手を使わないようにして、
トンネルを元のように広げる施術で改善していきます。